(終了)『コロナ禍の民主主義:危機対応における参加』を読む

「人々が意思決定の中心となる、より活気のある民主主義」への新しい方法を開発・支援・キャンペーンする、英国の市民団体「Involve(インボルブ)」。
そのInvolveが昨年から運営しているブログシリーズ「COVID-19への民主的対応」をまとめた本が出版されました。
この本の目的は、「パンデミックの際に参加と熟議が果たした役割を明らかにし」、「政策決定に参加と熟議をより効果的に組み込む方法を考える」こと。
幸い、無料でダウンロードできますので、(英語の勉強も兼ねて)「序論」と「結論」を読む場を設けました。

拙いものではありますが、当方の試訳を対照させながら読んでいきますので、語学力は問いません。
パラグラフごとに、内容や表現、文法や語彙など、疑問点をみんなで検討しながら進めていきます。
興味・関心がございましたら、お気軽にご参加ください。

■テキスト:
 Graham Smith and Tim Hughes (eds.) Democracy in a Pandemic: Participation in Response to Crisis, University of Westminster Press.
 (グラハム・スミス、ティム・ヒューズ編『コロナ禍の民主主義:危機対応における参加』ウェストミンスター大学出版会)
 以下のページの「PDF」をクリックして入手してください(登録不要・無料)。
 https://www.involve.org.uk/resources/blog/news/available-now-democracy-pandemic-participation-response-crisis
 この中から、以下の箇所を対象とします。
 ・Introduction(序論、pp.1-8)
 ・Conclusion: A Manifesto for Democracy in a Crisis(結論:危機における民主主義のためのマニフェスト、pp.183-191)
 なお、おおむね以下のような内容となっています。
 ・緊急事態における集権的な意思決定が、多くの社会集団の状況を悪化させている。
 ・危機に直面してもなお、参加と熟議は、より良い意思決定につながる。
 ・緊急事態はまだ終わっておらず、気候危機など他の危機も目の前に迫っている。
 ・将来の危機に対応するための、集合的な能力を開発することが不可欠である。

■日時:
 8月10日(火)・11日(水)、17日(火)・18日(水)の全4回、いずれも19:00~20:30
 10~11日に「序論」を、17~18日に「結論」を読みます。
 できれば全4回ご参加いただけることが望ましいですが、部分参加も可能です。

■場所:
 オンライン(zoom)
 お申し込みの方に、ミーティングIDとパスコードをお送りします。

■参加費:
 無料

■お申し込み:
 メールでお申し込みください。
 終了しました

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